しんわ / E.S.P.
随時使用:不可
生き物の心を読んだり、扉の後ろの様子を察知できる。
このページには、ゲームブック『バルサスの要塞(The Citadel of Chaos)』のネタバレが含まれます。
ゲーム展開について踏み込んだ内容に触れることがありますので、未プレイの方の閲覧に際してはご注意ください。
項目(チャート) | 使用状況 | 有効性 | 使用結果 | 128 | 〈352〉眠っていたガーク | ガークへの対処 | 有効C | ガークの考えが読める | 123 | 〈234〉牢番カラコルム | カラコルムの心を読む | 無効 | 有益な情報は得られない | 329 | 〈90〉洗濯する女 | 洗濯する女への対処 | 有効B | 相手の素性が判明する | 393 | 〈104〉ミクの部屋 | ミクへの対処 | 有効B | 相手の性質がわかる | 187 | 〈229〉バルサス・ダイア | バルサス・ダイアと戦闘 | 有効A | 敵の心中のイメージを読み取る | 320 | 〈229〉バルサス・ダイア | バルサス・ダイアと戦闘 | 無効 | 妨害され読み取れない |
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使用機会 | ■■■■■■ | 6回 |
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的中回数 | ■■■■■■ | 1回 |
有効率 | ![]() ![]() |
67% |
使用機会は6回で、《愚者の黄金》と並んで最少。生物の心を読むという特殊な呪文であり、必然的に使用機会が少ないことは理解できる。
一般には、出会った相手の心を読むことで攻略の手がかりが得られるという効用がある。得られる情報はそれぞれ攻略に有益ではあるものの、思いどおりの主題やタイミングで情報を得られるわけではないので「使いこなしている」実感は薄い。また、すでに知っているなら改めて聞くまでもない情報ばかりであり、攻略上必須とは言えない。
唯一、攻略のうえで重要な意味をもつのがバルサス戦である。バルサスとの戦闘開始直後にいきなり《心話》を使うことにより、油断しているバルサスの意識を一瞬だけ盗み見ることができる。そのなかに正解を示す重要なヒントが隠されており、かつ、ここで《心話》を使っておくことがその正解を確実に選ぶための条件となっているのである。
明らかにマイナーな存在であるこの呪文に、最後に一回だけ重要な役割をもたせたところがゲームとして見事である。最も鮮やかなゲームクリアを達成するために、少なくとも1回分は必ず持っていくようにしたい。
なお、説明によるとこの術は「扉の向こうに何があるかを察知する」こともできるらしいが、ゲーム中でそのような使用機会はない。また、「対象が二体以上で近接しているときには混線する」可能性があるともされているが、やはり、ゲーム中でそのような展開となる機会はない。
【表記対照】 心話
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