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千一夜物語マルドリュス版|船乗りシンドバードの第六話 |
冒険の果てにセレンディブ島にたどり着いたシンドバードは朝貢の使者として帰還する。
枠深度 | 3 |
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話し手 | 船乗りシンドバード |
聞き手 | 荷かつぎシンドバード |
夜々 | 第308夜-第311夜 |
相当範囲 | 第4巻pp.506-522 |
作者が語る「千一夜物語」の、
作中人物であるシャハラザードが語る「船乗りシンドバードの物語」の、
作中人物である船乗りシンドバードが語る。
懲りないシンドバードはまた旅の魅力にとりつかれて航海に出たが船が難破して高い山のある島に取り残される。その島の浜辺には難破した船の宝石が無数に流れ着いていたが、これまで誰もそれを持ち帰ることはできなかった。食糧不足で仲間が倒れていくなか、ただ一人生き残ったシンドバードは山の麓の洞窟に流れ込んでいる淡水の川をたどって脱出することを思いつき、筏を作って川を下る。途中で気を失ったシンドバードが目覚めてみると、筏はセレンディブ島にたどり着いていた。シンドバードはセレンディブ王と会見し、冒険譚を聞かせて王を驚嘆させる。王は教王ハールーン・アル・ラシードへの豪華な進物をシンドバードに託して送り出し、無事バグダードに帰還したシンドバードは教王に進物を捧げる。セレンディブから持ち帰った財宝と教王の下賜品によってシンドバードは富裕と名誉とに包まれる。
嘆きのしぐさ | 表現 | 自分のターバンを床に投げつけ、わが顔を打ち、髯をむしり、(……)。 | 第4巻p.508 |
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竜涎香の泉 | 知識 | 第4巻p.510 | |
五つの献上品 | 挿話 | セレンディブ王がハールーン・アル・ラシードに贈った進物。(1)紅玉の器に満たした真珠。(2)その上に寝ると万病が治る、大蛇の皮の敷物。(3)極上の樟脳200粒。(4)巨大な象牙2本。(5)琥珀色の肌の美女。 | 第4巻p.519 |
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