識別番号とチャート名
本巻の冒険全体を、分岐・連絡の構造を考慮しつつ、主なイベントのまとまり(チャート)ごとに区分した。各チャートは〈識別番号〉と名称を組み合わせて〈1〉王からの手紙のように表記する。識別番号は、そのチャートに進入したことの目印となりやすい項目(パラグラフ)の番号を当ててあり、チャートの入口(そのチャートに進入した際の最初の項目)とは必ずしも一致しない。また、進入経路によってはその番号の項目を通過しないこともある。
チャート間の移動
チャート間における遷移の可能性は、チャート接続図に模式的に示されている。上下に隣接しているチャート間では、上のチャートから下のチャートへ遷移するルートが少なくとも1つは存在することを表している。チャート間の移動は上下に隣接している場合に限り、かつ原則として上から下(↓)に向かってのみ可能である。冒険は最上段から開始し、隣接するチャートを下方向に順にたどりながら最下段に至ることで終了する。なお各チャートの形状は接続関係を正確に図示するという観点から決定されており、その占有面積が項目数に比例しているわけではない。
移動に関する例外
チャート間の上下移動に関して、本巻では以下のような例外が存在する。
第4巻からの移動
第4巻の冒険で特定の展開をたどることにより、本巻の特定の地点に遡って遷移してくる可能性がある。第4巻からの遡行先となるチャートを、ジャンプ先記号「◎→」で示した。詳細は、第4巻のチャート接続図凡例を参照のこと。
経過日数
本巻における経過日数は5日である。ただし以下の例外が存在する。
経過日数に関する例外
2日目の終わりにあたる〈47〉火狐、〈137〉黒エルフの幌馬車隊、〈170〉クラタ人の三つのチャートでは、通過する過程で必ず夜を明かす展開になるが、このうち〈137〉黒エルフの幌馬車隊からは、夜を明かした後でさらに〈47〉火狐に遷移するルートが存在する(接続部分を二重線で示した箇所)。このルートをとった場合には〈47〉火狐で再び夜を迎えることとなり、計算上はこれが3日目の終わりとなる。したがって以後の日数は1日ずつ繰り下がり、全体の経過日数は6日となる。
【表記対照】 七匹の大蛇
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