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| 世界文学データベース |
| フランス文学｜フローベール |
ギュスターヴ・フローベール（Flaubert, Gustave 1821-1880）
［フランス語］ 19世紀の小説家。写実主義の祖。
ルーアンの医師の子に生まれパリで法律を学ぶが、18歳で神経症にかかったことをきっかけとして学業をあきらめ、以後は文学に専念。生涯のほとんどすべてをルーアン近郊クロワッセで送る。代表作『ボヴァリー夫人』は当初、風俗壊乱のかどで告発されるが、やがて傑作と賞賛されるに至る。小説に科学的方法と没個性主義を導入して近代レアリスムの師と仰がれ、「名づけ子」と呼んだ友人の甥モーパッサンに作家修業を施した。その文体は形式美の徹底した追求としても名高い。
| 作品名 ↑ | 原題名 ↑ | 区分 | 発表年 ↑ | 翻訳 ↓ |
|---|---|---|---|---|
| 十一月 | Novembre | 1842 | 2023〈蓮實重彦訳〉 2016〈笠間直穂子訳〉 |
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| 紋切型辞典 | Dictionnaire des Idées reçues | その他 | 1852-未完 | 2000〈小倉孝誠訳〉 1965〈山田【ジャク】訳〉 |
| ボヴァリー夫人 | Madame Bovary | 長編小説 | 1856 | 2016〈菅野昭正訳〉 2015〈芳川泰久訳〉 2009〈山田【ジャク】河出文庫訳〉 1965〈生島遼一訳〉 1965〈山田【ジャク】中公全集訳〉 1939〈伊吹武彦訳〉 上巻 下巻 |
| サランボー | Salambô | 小説 | 1862 | 2019〈中條屋進訳〉 上巻 下巻 2016〈笠間直穂子訳〉 1953-1954〈神部孝訳〉 |
| 感情教育 | L'Education sentimentale | 長編小説 | 1869 | 2014〈太田浩一訳〉 上巻 下巻 2009〈山田【爵】訳〉 上巻 下巻 1971〈生島遼一訳〉 上巻 下巻 |
| 候補者 | Le Candidat | 戯曲 | 1874 | |
| 聖アントワーヌの誘惑 | La Tentation de saint Antoine | 小説 | 1874 | 1940〈渡辺一夫訳〉 |
| 三つの物語 | Trois Contes | 短編集 | 1877 | 2023〈蓮實重彦訳〉 2018〈谷口亜沙子訳〉 1991〈太田浩一訳〉 1965〈山田稔訳〉 1940〈山田九朗訳〉 |
| ブヴァールとペキュシェ | Bouvard et Pécuchet | 長編小説 | 1881 | 2016〈菅谷憲興訳〉 1954-1955〈鈴木健郎訳〉 上巻 中巻 下巻 |
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