フレデリックとベルヌレット |
Frédéric et Bernerette, 1838 |
[あらすじ] パリで勉強中の法律学生フレデリックはお針子のベルヌレットと知り合って逢い引きを重ねる。ベルヌレットの愛人の自殺によりいったんは別れるが、お互いを忘れられない二人は再び交際を始める。いっぽう、フレデリックの将来に期待を寄せる父は、ベルヌレットにフレデリックとの縁切りを迫ろうとしていた。 |
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「貧乏学生とお針子の恋」というロマン派小説の典型的な筋書き。いわばミュッセ版『椿姫』である。もっともデュマ・フィス(1852)より先なので、こっちが元祖と言うべきか。 |
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DATA:『フレデリックとベルヌレット』 |
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