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中編小説 - ミュッセ

二人の愛人
Les Deux Maîtresses, 1837
[あらすじ] 多感で移り気な青年ヴァランタンは、容姿は似ていながら性格は対照的な二人の女性を同時に愛していた。かたや陽気で機知にあふれる才女パルヌ侯爵夫人、かたや貧しく控えめだが深い情熱をたたえたドゥロネイ未亡人。互いの存在を知らない二人の間を往来するあやうい綱渡りが破綻した時、最後にヴァランタンが選んだのは……?
心理 事件
対照的な二人の女性の間で揺れ動くヴァランタンの心理描写にすぐれる。
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DATA:『二人の愛人』

フレデリックとベルヌレット
Frédéric et Bernerette, 1838
[あらすじ] パリで勉強中の法律学生フレデリックはお針子のベルヌレットと知り合って逢い引きを重ねる。ベルヌレットの愛人の自殺によりいったんは別れるが、お互いを忘れられない二人は再び交際を始める。いっぽう、フレデリックの将来に期待を寄せる父は、ベルヌレットにフレデリックとの縁切りを迫ろうとしていた。
心理 事件
「貧乏学生とお針子の恋」というロマン派小説の典型的な筋書き。いわばミュッセ版『椿姫』である。もっともデュマ・フィス(1852)より先なので、こっちが元祖と言うべきか。
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DATA:『フレデリックとベルヌレット』

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