属性 | 重要度A|重要度B|重要度C|装備可能|所持可能 |
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区分 | 剣|兜|盾|武器|防具|指輪|カギ|お守り|竜玉|薬 |
材質 | 青銅|真鍮|鉄|鋼|銅|銀|金|白色金|ガラス|骨|石|布|紙 |
名称 | 重要度 | 装備/所持 | 区分 | 材質 | |
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入手と必要 | |||||
説明 | |||||
隠されていた紙切れ かくされていたかみきれ piece of paper |
B | - | 所持 | - | 紙 |
入手:金竜の間 必要:- |
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引き出しの後ろに隠されていた紙片。極小の字が書かれている。 | |||||
手書きのメモ てがきのめも handwritten note |
A | - | 所持 | - | 紙 |
入手:ウズマン・コー 必要:カーナス卿への報告 |
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ウズマンが持っていた、依頼主からの手書きの証文。 | |||||
巻物 まきもの scroll |
C | - | 所持 | - | 紙 |
入手:アーチ道の粘土の手 必要:- |
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右側の粘土の手が握っていた巻物。 |
作中で入手可能な装備と宝物を「アイテム」として掲げた。
アドベンチャーシートの記入欄でも区分されているように、アイテムには「装備できるもの」と「背嚢に入れておくもの」との区別があると考えられる。
「装備できるもの」(武器や防具)は、装備している間だけボーナスが持続し、同一種類の装備は一つしか装備できない、といった性質があり、装備しないならばその場に置いていかなければならない。いっぽう「背嚢に入れておくもの」は、入手時に一度だけ(あるとすれば)ボーナスが得られ、背嚢に関して明示の制約がない限りは、所持できる個数に制限がないという扱いになる。
多くのアイテムはいずれかの分類に排他的に属するが、そのいずれにもなりうるアイテムが少数ながら存在する。入手時に装備するかどうかを問われ、装備しないなら背嚢に入れて持っていくことが選択肢として与えられている場合である。実は、装備可能な品を装備せず携行した場合に、それが所持品としてのちのち役に立つケースは存在しないのだが、一点の所持品としてカウントしておくことは許されるものと解釈される。たとえば「所持品を○個失う」といった指示をされた場合に、その対象として差し出すことが考えられよう。
そこで、各アイテムが「装備可能」か「所持可能」かを、本文の記述に即して分別した。
迷宮内には多数のアイテムが散在し、これらを適切に集めていくことが攻略の必須要件となる。
特に、終盤の竜使いの試験で要求される四種(サイコロ・お守り・竜玉・カギ)は、原則として一つ残らず集めておきたい重要アイテムである。
これら各種類のアイテムがどこで入手できるかを検索しやすいように、各アイテムに区分の属性を設けた。
本作は、入手可能なアイテムについて、その材質が細かく記述されていることが特徴である。特に、さまざまな金属の種類が多く区分されている。
「金のカギ」や「銀の竜玉」のように名称に材質が含まれる場合の他にも、入手時の文章により材質を特定できるようになっている。
このことはゲームプレイ上も意味があり、冒険中、「○○製の所持品をすべて失う」と「××製の所持品を一つでも持っていれば助かる」という指示が、それぞれ一回ずつ見受けられる。このとき、自分の所持品の材質を把握していないと適切に対処することができない。よって、それぞれのアイテムは材質まで含めて記録しておく必要があることになる。
各アイテムの材質で、本文中に明記してあるものや、常識的に疑問の余地のないものについて、材質欄に示した。なお、薬系のアイテムでビン(bottle)に入っていると記されているものは、材質をガラスに分類している。
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