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ルーゴン・マッカール双書 第18巻 章立て 登場人物 抜粋集
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株価の推移 - 第18巻『金銭』

サッカールの設立した万国銀行が発展しやがて倒産に至るまでが本作の物語展開の屋台骨をなしており、銀行をめぐる人々の個人的なエピソードの合間に、しばしば経営の内情が語られる。ここではそれらの記述をもとに、万国銀行の株価の推移と倒壊までの経緯を整理した。

万国銀行株の株価推移

万国銀行の設立から倒産まで
月日 事項 資本
(万フラン)
株価
(フラン)
1865 10月5日 万国銀行設立 4 2500 500
  メキシコ公債取引による40万フランの利益    
1866 4月25日 第1回株主総会、資本増加 5 5000  
5月 建物の拡張   700
6月 「希望」紙による広報活動本格化 6   750
7月 普墺戦争に乗じて利益を上げる    
9月 臨時総会、第2回資本増加 10000 900
10月 ロンドル町に新店舗の建築開始   1000
1867 4月 新店舗落成 8   1300
  従業員総数400人を超える、パリ万国博覧会    
8月 第3回資本増加 15000 2000
11月初旬 グンデルマンによる万国銀行打倒の動き始まる 9   2200
11月中旬     2300
12月     2700
12月16日     2800
12月21日     3020
12月納会   10   3060
1868 1月3日     3010
1月4日     3040
1月5日     3000
1月15日     2860
1月末     830
2月初め   11   430
その後 支払い停止、破産宣告   30

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