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フランス文学|ヴィヨン |
フランソワ・ヴィヨン(Villon, François 1431-1463以後)
[フランス語] 中世後期の詩人。
中世最大の詩人。父のいない貧しい家庭に育ち、親切な保護者のおかげでパリ大学文学士となる。25歳のとき強盗を犯してパリを逃亡し、牢獄生活ののち、自己の過去を後悔とともに回想して詩に歌いあげる。友人たちにあてられた遺言という体裁をとったこれら二つの詩集『小遺言書』と『大遺言書』において、犯した罪への悔恨とともに、死への恐怖を冷笑的な口調で歌った。その後、ふたたび窃盗に手を染めて31歳でパリを追放され、以後の消息は不明。
作品名 ↑ | 原題名 ↑ | 区分 | 発表年 ↑ | 翻訳 ↓ | |
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大遺言書(遺言詩集) | [Le] | Grand Testament | 詩集 | 1462 | 1965〈鈴木信太郎訳〉 |
形見分け(小遺言書) | [Les] | Lais | 詩集 | 1456 | 1965〈鈴木信太郎訳〉 |
書名 | 編訳者 | 発行月 | 収録作品 |
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岩波文庫『ヴィヨン全詩集』 | 鈴木信太郎 訳 | 1965-05 | 形見分け(小遺言書) ほか1編 |
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