フランス文学モーパッサン|持参金

持参金

モーパッサン [短編小説] La Dot, 1884

あらすじ

公証人の権利を買ったばかりのシモン・ルブリュマンは、ジャンヌ・コルディエと結婚して30万フランの持参金を得ることになった。新婚一週間後、夫婦はジャンヌの持参金を持ってパリへ出る。乗合馬車に乗ってしばらくして、ジャンヌは夫がいつのまにか姿を消していることに気づく。ジャンヌに助けを求められたいとこのアンリは、シモンが持参金を持ち逃げしたのだとジャンヌに告げるのだった。

翻訳(訳年の新しい順)
編訳者 訳年 注記 文献
太田浩一古典新訳文庫訳 太田浩一 2016 光文社古典新訳文庫『脂肪の塊/ロンドリ姉妹』 所収
太田浩一パロル舎訳 太田浩一 1998 パロル舎『ロックの娘』 所収
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