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コレットのエッセイについて教えてください

 ボーヴォワールが『第二の性』で述べているところによると、コレットはエミール・ゾラの小説の出産を描いた場面を読んでいて気絶したことがあると、エッセイに書いているそうです(注)。その場面というのがゾラの小説のどこなのかを特定したいのですが、わからないでいます。問題のコレットのエッセイというのを見出すことができれば、ある程度手がかりが得られるように思うのですが、『第二の性』にはコレットのエッセイが少し引用してあるだけで、その出典が明記していないので、手がつけられません。このことをコレットが書いているのは、なんという本の中でしょうか。それには翻訳があるのでしょうか。コレットに詳しい方、もし心当たりがあったら教えてください。

(注)『第二の性』第II巻第一部第一章、新潮文庫の決定版(2001年)ではII上・69ページ。なお、この箇所は『第二の性』の書評にも引用してあります。

追記
 2001年11月に以上のように書いたところ、2003年2月になってこれに関する情報を提供していただくことができました。
 ゾラの小説について書いたコレットの文章の出典は『クローディーヌの家』中の「母と本」という章で、言及されているゾラの小説はルーゴン・マッカール双書第12巻『生きる喜び』第10章で間違いないようです。
 教えてくださったAutelさんに感謝いたします。

2001/11/30
2003/02/11追記

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