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プルースト『スワン家の方へ』

プルースト『スワン家の方へ』
Du côté de chez Swann, 1913
20世紀フランス文学の最高峰とも評されるプルースト畢生の大作『失われた時を求めて』の第一編。厳密な構想に基づいて執筆され、発表後も幾度にもわたる加筆・修正を施されたこの大作の導入部をなし、長い回想の発端となる有名なマドレーヌの場面を含む。第一部「コンブレー」、第二部「スワンの恋」、第三部「土地の名・名」からなる。
[あらすじ] 語り手である現在の「私」は夢うつつの中で、コンブレーで過ごした幼少時代を回想するのだが、その記憶の中では時間と空間が交錯し混交し合っている。だがある冬の日、何気なく口にしたマドレーヌ菓子の味をきっかけにして、コンブレーで過ごした少年時代の記憶が一挙に蘇ってくるのだった。
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作者
プルースト
関連データ
 

『スワン家の方へ』の翻訳
抄訳版 失われた時を求めてI 【抄訳】 鈴木道彦 (集英社文庫、2002) amazon.co.jp
失われた時を求めて(1・2) 第一篇 スワン家の方へ 鈴木道彦 (集英社、1996-1997) amazon.co.jp
集英社ギャラリー世界の文学8 フランスIII 鈴木道彦 (集英社、1990) amazon.co.jp

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