SYUGO.COM 4th Edition+ 10番館 | 1番館 2番館 3番館 4番館 5番館 6番館 7番館 8番館 9番館 10番館 11番館 12番館 広報 |
世界文学データベース |
ルーゴン・マッカール叢書第16巻(Les Rougon-Macquart 16)
ゾラ [長編小説] Le Rêve, 1888
母親に捨てられて孤児となったアンジェリックは子どものない僧衣刺繍工の夫婦に引き取られて美しく成長する。16歳になったある夏の日の川辺での、青年フェリシアンとのロマンチックな出会い。しかしフェリシアンは高貴な司教の息子であった。身分違いの恋に絶望して憔悴していくアンジェリックの身に奇跡が起こる。
ルーゴン・マッカール双書第16巻。双書中で最も短くまた最もロマンティックな、「休息と気晴らし」の一巻。その夢幻的かつ神秘的な叙述は露骨を旨とする自然主義の立場から離れ、ゾラの抒情詩人的素質を窺わせるものとなっている。
世界文学データベース ≫ フランス文学 ≫ ゾラ ≫ 夢想 |