近衛旗手の地位を求める地方貴族ヴォーヴェールは、ルイ15世への取りなしを頼むため愛妾ポンパドゥール夫人に接近しようとする。不器用なやり方にもかかわらず、偶然のいたずらによってポンパドゥール夫人の知遇を得たヴォーヴェールは、虚実の渦巻く宮廷のなかで実権をふるうポンパドゥール夫人の不思議な魅力に翻弄されていく。
版 | 編訳者 | 訳年 ↓ | 注記 | 文献 |
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朝比奈誼訳 | 朝比奈誼 訳 | 1970 | - | 筑摩書房『世界文学全集18 ヴィニー ミュッセ』 所収 |
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