SYUGO.COMカテゴリマップ
特集 書評 講読ノート データベーストップへ

SYUGO.COM フランス文学データベース
ゾラ『パリの胃袋』

ゾラ『パリの胃袋』 [長編小説]
Le Ventre de Paris, 1874
ルーゴン・マッカール双書第3巻。パリ中央市場の猥雑な活気を詳細に伝えるとともに、パリに暮らす小市民たちの実態に分析の光を当てた作品であり、双書中初期の傑作のひとつに数えられる。ジャーナリスティックな観察と調査に裏打ちされた描写がのちの『居酒屋』を予感させる。
[あらすじ] 流刑地から脱走してきた共和主義者フロランは、パリで肉屋を営む弟のクニュー夫婦のもとに身を隠す。しかし共和主義への傾倒を公言するフロランに対し、クニューの妻リザは懸念を隠せない。事なかれ主義のリザは当局の追及をおそれ、一家の平穏を守るためフロランの経歴を警察に密告する。フロランは逮捕され、パリには偽善的な平穏が戻った。
メニュー
 
作者
ゾラ
関連データ
 

『パリの胃袋』の翻訳
ゾラ・セレクション2 パリの胃袋 朝比奈弘治 (藤原書店、2003) amazon.co.jp
「ルーゴン=マッカール叢書」セレクション2 巴里の胃袋 武林無想庵 (本の友社、1999) amazon.co.jp

『パリの胃袋』関連リンク [ …サイト内 …サイト外 ]
書評 ゾラ『パリの胃袋』:パリ小市民と中央市場の躍動に迫るルーゴン・マッカール双書第3巻。
講読ノート ルマ:第3巻『パリの胃袋』:中央市場の活気の中で平穏に進んでゆく小売商リザの小市民的生活。

を開く
で始まる
ホームデータベースゾラ → 『パリの胃袋』
ページの一番上に戻ります。 ひとつ上の階層に戻ります。