マリヴォー Marivaux

ピエール・カルレ・ド・シャンブラン・ド・マリヴォー Marivaux, Pierre Carlet de Chamblain de (1688-1763) 18世紀の劇作家。財務長官の子とパリで生まれ、リモージュで育つ。法律を学ぶかたわら小説の習作をつづけ、パリの社交界に出入りし、古代人近代人論争では近代派についた。1720年ジョン・ロー事件により破産し、生計のために劇作を始める。喜劇『愛と偶然のたわむれ』、小説『マリアンヌの生涯』など、女性の恋愛心理の機微を細やかに描写するその洗練された文体はマリヴォダージュと呼ばれ、17世紀のプレシオジテを想起させる。1742年アカデミー会員。

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マリヴォー著作リスト

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恋の不意打ち La Surprise de l'amour 　(1722) -

二重の浮気 La Double Inconstance 　(1723) -

二度目の恋の不意打ち La seconde Surprise de l'Amour 　(1727) -

愛と偶然との戯れ Le Jeu de l'amour et du hasard 喜劇(1730) 1件の翻訳

マリアンヌの生涯 La Vie de Marianne 小説(1731-1741) -

母親の学校 L'Ecole des Mères 　(1732) -

成り上がり百姓 Le Paysan parvenu 小説(1735-1736) -

遺産 Le Legs 　(1736) -

偽りの告白 Les Fausses Confidences 喜劇(1737) -

率直な人々 Les Sincères 　(1739) -

験し L'Epreuve 　(1740) -

翻訳文献とリンク

翻訳文献 『愛と偶然との戯れ』(岩波文庫)

リンク 書評 マリヴォー『愛と偶然との戯れ』

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